2007年01月16日

角安本舗

郷土にちなんだ銘菓は数多くありますが、
ユニークなかたちで昔から親しまれているのが
角安本舗の最中「瀬田しゞみ」。

 

肉厚で知られる瀬田のシジミと同じく、
ふっくらと丸みを帯びたカタチに愛嬌がただよいます。

しかも、シジミ型の最中の中身も一工夫されていて、
小豆あんをぐるりと包んでいるのは求肥。
サクっとした皮と、もっちりした食感に
長年のファンも多く、さまざまな章も受賞しています。




お店があるのは瀬田の唐橋すぐそば、建部大社の参道前。

近くの瀬田川ではいまも「シジミ掻き」と呼ばれる漁が行われていて
縄文時代の遺跡、石山貝塚も少し先の石山寺近くにあります。

 


創業は明治43年で、現在のご主人は三代目。
東海道の要衝・唐橋のそばとあって、
往時はたいへんな人でにぎわったそうです。



屋号の「角安」という名も古い街道に由来するもの。
お店を正面から見て左に、ひっそりとした路地がありますが、
実はこの道、田上の太神山不動寺に続く「不動道」なんだとか。



瀬田川岸の道路が整備拡張されたとき、田上の主要道路が変わり
不動道の道標もそちらへ移されたそうですが、
石柱も、もとはお店の角にあったんだそう。

東海道と不動道の角、に創業者の名を取って「角安」というわけです。
お店の飾り暖簾にも、街道のにぎわいが描かれていました。





瀬田にちなんだお菓子はこのほかにもいろいろ。



「瀬田しゞみ」は1つ137円。
8個入り1205円のほか、贈答に利用する人も多い人気商品。



「建部餅」137円は、ニッキ入りのお餅に
じっくり炊きあげた小豆あんをくるんだもの。
まぶしたきな粉が香ばしい一品です。

また、焼き上がりが上品な色合いの「からはし名月」は137円。
ミルクを含ませた黄身あんと、しっとりした焼き皮が絶妙。

ほか、抹茶の香りの「近江の香」137円や
ニッキ風味のカステラ生地「夕照」137円など
詰め合わせにもできます。


 

そして、ここのもう一つの名物が、ころりと小さな落雁「しじみちゃん」。
麦粉を使ったものと、黒豆粉を使ったものの2種類があり、
口のなかで香ばしく溶けて、一つ二つとついつい食べてしまう味。
コーヒーにも合うので、ぜひ試してみてください。

5個入りで158円。
六角箱入りは735円で、中のゼリーは季節ごとに変わります。




こちらは、瀬田おなじみの風景、レガッタの様子を描いた「瀬田川クッキー」。
5枚入り475円。
唐橋の伝承にちなんだ「俵藤太せんべい」は6枚入り390円。




季節ごとの生菓子も並び、
新鮮な苺を白あんと柔らかなお餅でくるんだ「いちごもち」は145円、
甘く煮たきんかんをまるごと包んだ「きんかん餅」は137円。

お祝いまんじゅうなどを用意してもらうこともでき
冠婚葬祭に、贈答に、そして季節のお茶請けに
地域の人々の暮らしに深く根ざしたお店です。



※情報は2007年1月現在。詳しくはお問い合わせください。



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角安本舗
★住所 大津市瀬田2丁目3-11
★電話 077-545-2394
★営業 9:00~19:00
    ※定休日の前日は18:00まで
★定休 月曜 ※祝日の場合は営業
★地図 地図はこちら


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