６月は政府が推進する「食育月間」ですね。
「食」に関して学ぶことが近年、重要視されています。
今回のウマしが日記では
近江の伝統野菜「日野菜」を使った
パンをご紹介いたします。
日野菜とは・・・
滋賀県が発祥とされる野菜の中で最も有名な、かぶの一種。
名前の通り「日野町」で発見・生産されていて、
スラリと細長く、紅白が綺麗なのが特徴です。
日野菜には「えぐ味（エグミ）」があるのですが
おいしいと感じる程度の「旨味」となっているのが日野菜。
一般に、日野菜＝桜漬 とも言われ、最近注目を浴びています。
その「日野菜漬け」と「パン」とをコラボレーションされたお店へ直撃してきました！
そこは日野町内
一見、普通のご自宅？と勘違いしてしまいそうですが、ちゃんと看板があがっています。
隣には駐車場も用意されていますので、車でも大丈夫。
店内に入ってみると
メニュー表 と 過剰包装されていない、ありのままのパンが並んでいます。
そしてこちらが
「ひのなサラダサンド」 110円
この日は売り切れの為か、お目にかかることは出来ませんでしたが
ロングタイプで150円というのもあるそうです。
お味の方は・・･ひとくち食べてみてビックリ！
私、自慢じゃないですがお漬物はあまり好まないのですが
このパンは凄く食べやすい。
パンとお漬物とポテトサラダがこんなに合うなんて。
シャリシャリ感とふわふわパン。
パンが甘く感じ、日野菜の酸味とマッチしています。
更に
「ひのなチーズ焼き」 ３個入り 110円 ５個入り 150円
こちらは、チーズパンに日野菜を練りこんで焼いてあるようで
ちょっと香ばしい塩気がおいしいです。
濃厚チーズ味とシャキシャキ日野菜、
いくつでも食べれちゃうあっさり感。
でもなぜパンと日野菜？？
その理由はシンプルなものでした。
「商工会に依頼されたのが最初。
地元で有名なものをPRするために考えた」
お漬物が苦手な方はもちろん、
惣菜パン好きなら是非とも食べていただきたい
そんなパンとなっています！！
そして、県内各地より買いにこられるという人気の
食パン 一袋 200円
好きな枚数でスライス
通常食パンは「一斤」という単位を使いますが、こちらでは「一袋」といいます。
一斤分の重さが、私の知っている一斤と全然違うことに驚きました！
普通の食パンと同じに見えますが・・・
食べてみると、きめ細かくてしっとり。なのに柔らかい！
私、耳もおいしいパンは本物だと思うのですが、
この食パン、何か塗ったりつけたりしなくても、全部おいしいです。
その秘密は、内緒の高級マーガリンと昔から変わらない小麦粉
「パンは良い材料と醗酵が大事」とおっしゃるご主人。
醗酵食品の仲間であるお酒を、趣味でされていたりもします。
他にも、定番のパンやかわいい形のパン、変わったパンが並びます。
その中から、一つだけご紹介
関西人なら心惹かれてしまう 「お好み焼き」 165円
キャベツも入った、油っこくないお好み焼き味。
本当にパンって何にでも合うんですね。
お話を伺っている間にも
近所の方がご主人に会いに、そしてパンを買いにこられていました。
地元に愛されるパン屋さんって、心があったかくなります。
大量生産を好まない
マイペースに作り続けたい
でも昔ながらの材料と
製法を守りながら
チャレンジ精神旺盛な
ご主人曰く
「道楽みたいなものかも」
と、パン作りを
心から楽しんでおられるようでした。
☆焼き上がり時間☆
食パン １１時
菓子パン・惣菜パン １３時
「日野菜パン」は売り切れている場合がありますので
事前に電話予約をおすすめいたします。
※情報は２００９年６月現在。 詳しくは直接お問い合わせください。
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「冨士家製パン」
★住所 蒲生郡日野町大窪736
★電話 0748-52-0448
★営業 8:00～17:00
★定休 日曜日
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