彦根銀座・風月堂
3月21日より始まった
国宝・彦根城築城400年祭。
彦根城の桜も徐々にほころび始めました。
祭りや桜を求めて、彦根の通りを歩く人の数も、いつもより多く感じられます。
少しずつ活気に満ちていく彦根。
今回はそんな彦根のお菓子をご紹介したいと思います。
場所は
彦根銀座商店街。古くは、湖東から湖北の町の中心として栄えた商店街です。
現在も古くからのお店が多数健在で、ここの商店街を歩くと、懐かしい気分を感じることができます。
ここに一風変わったお菓子があります。
それがこちら
バルブもなか。
一個100円
5個入り600円・10個入り1100円
このもなかは、銀座商店街の中の
風月堂で作られています。
彦根の地場産業は
バルブ。
明治20年ごろから生産されるようになり、
彦根の重要な産業のひとつとして
定着しています。彦根のバルブは、大小様々な大きさや種類の注文に応じることが
出来るため、発展していったようです。
ところで、もなかの製造は
昭和20年頃からだそうです。
当初はバルブ業者からの受注が多かったとのこと。
最近はインターネット等により、遠くの人にも知れるようになり、
全国各地から注文があるそうです。
変わった名前、形のもなかがうけているのでしょうか?
中は、粒餡がぎっしり。普通のもなかです。
最初、口に入れたときは、そ
んなに甘すぎることなく、後から口中に
甘さが広がっていきます。
バルブもなか。
時々、
バブルもなかと間違っておっしゃる方が
あるそうです。
バブルは
泡ですので、お間違えのないよう。。。。
こちらのお店では、
銘菓たちばなもお勧め。
1個105円
5個入り600円・10個入り1200円
彦根城博物館から天守閣に登っていく道中にあるお
茶屋さんでも、茶菓子として
出されています。
橘は、彦根城主
井伊家のご紋。
外は、求肥、中はゆず餡で、あまく上品なお味です。
以前彦根城のお茶屋さんでこちらのお菓子を頂いた時、抹茶によく合い、
美味しく頂いたことがあります。
お店の方のお勧めは、
若鮎。
一個105円
しょうがの入ったもなかの皮に、中は白餡。
琵琶湖の鮎を形どって作られています。
中の白餡が、口中に広がり、最初しょうがの味は感じないのですが、
後から、しょうがのかすかな風味が広がっていきます。
店内を見回すと、和菓子に限らず、洋菓子、ショートケーキ等、様々なお菓子が置かれています。
外から続く階段を登っていくと、
パーラー風月が。
喫茶店です。
パーラーという名前が、昭和時代を感じさせます。
こちらには、
ホットケーキがお勧めと書かれていました。
銀座商店街は、4番町スクエアからも歩いていくことができます。
400年祭で彦根を訪れた際、是非足を運んでみてください。
※情報は2007年3月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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★住所 彦根市銀座町5-7
★電話 0749-22-0035
★FAX 0749-24-0835
★時間 9:00~19:30
★定休日 木曜
★地図
地図はこちら
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