中西永生堂

しがまにあスタッフ

2008年11月04日 20:00

米どころ・近江の味を生かしたお菓子は数々ありますが、
こと大津の人に馴染みが深い味といえば、やはり大津絵が目印の「近江あられ」。



滋賀では、いただいたり、贈ったりで目にすることの多いこのパッケージ!


手土産や贈答、お茶請けに愛され続けるこのあられの味の秘訣をうかがいに
中西永生堂の本社へおじゃましてみました。



本社工場があるのは、大津市苗鹿の国道161号線沿い。
近江あられの大きな看板が目印です。



お店の正面にあるのは米をつく「水車」を模したくるま。


店内に入ると、鬼や藤娘などお馴染みの大津絵が飾られ
びっくりするほどたくさんの種類のあられやおかきが並んでいます。




同社はもともと明治初期から近江米を取り扱ってきた玄米問屋。
大正時代に入り、取引先の米菓製造の店で米菓づくりを修行して
いまのあられづくりを始めるようになったんだそうです。


近江米は古くから御用米として知られ、高い品質を誇ってきた特産品。
同社では滋賀羽二重もち、佐賀ひよくもちなど、A級表示されている銘柄米を中心に
米の鮮度を損なわないよう細心の注意を払ってあられづくりを行っています。

何度も乾燥しては寝かせ、熟練の技術をもった職人が手間暇かけて焼き上げたものを
さらに一枚一枚目で確認して袋へ手詰めしているんだとか。

だからこそ、ひと味違う歯ごたえと香ばしさが楽しめるんですね。



建物のなかからは、ザラリ、ザラリ、というあられを返す音といっしょに
香ばしいかおりが漂ってきていました。




ちょうどこれからはお歳暮のシーズン。
滋賀ならではの味を贈るならまさにぴったり。


ネットからでも注文でき、ファックスでのオーダーもOK。

最近では全国各地の物産展に呼ばれることも増えて、各地「お取り寄せ」も多くなり
「これも、地元滋賀のお客様が長年変わらずご利用くださったからこそ」と、三代目の中西清貴さん。


毎年、お中元・お歳暮はここから贈る、という常連さんも多く、たくさんの注文が入るそうですが
手焼き中心のため、秋から冬にかけては製造で大忙しなんだそうです。

11月1日から1月10日までは3150円以上なら全国配送無料にしてもらえます。
(北海道・沖縄の一部を除く。2008年現在)



人気商品といえば、やはり大津絵小袋入り。パッケージはもちろん
食べきりサイズでいろんな味が楽しめるのがおすすめのポイント!

子どものおやつ晩酌のつまみに活躍してくれるので、
もらって嬉しいんですよね。

白袋は「近江あられ」詰め合わせ。1袋158円。



茶袋は「かき餅」の詰め合わせ。1袋158円。



こちらの「いっぷく日和」は、個性ゆたかなあられ、おかきが7種類入って1袋105円。



これらをいろんな取り合わせで詰め合わせ、贈答に利用することができます。

大津絵シリーズなら、売れ筋は18袋化粧箱入り3150円。

6袋入り1050円からそろっています。


人気の大津絵セットも、詰め合わせはさまざま。→詳細はこちら



手土産なら1000円~2000円台、贈答なら2000円~3000円代のものがよく出るとか。



もちろん、自宅用、お茶請け用に、一袋からでも気軽に買えます。

藤娘トレー入りは1箱210円、大津絵鬼シリーズは1袋525円。


お店でお話を聞いていると、お気に入りの味を買い求める人の姿も。
「山椒を3袋」「海苔巻きを5袋」などなど、まとめ買いする姿も見えました。

いろんな味を試したい人には「一口おかき」シリーズ1袋137円がおすすめ。
「近江あられ」1袋315円や、「手づくりおかき」1袋525円のシリーズもあります。



店内には大津絵をモチーフにした食器やぐい飲みセットなどもありました。




本社工場のほか、大津市長等2丁目の本店直売所や近江神宮前店、
大津駅名店街、西武大津店、西武高槻店などでも購入できます。


※情報は2008年11月現在。詳しくは直接お問い合わせください。





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中西永生堂
★住所  本社工場・直売所
       大津市苗鹿3丁目2-10
★電話  077―578―1133  FAX077-578-1600
★営業  9:00~19:00
★定休  年中無休(年始3が日を除く)
★HP   http://www.oumiarare.co.jp/index.html
★地図  地図はこちら


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