2008年12月30日
本家 鶴喜そば 本店
いよいよ今年もあとわずか。年越しの準備はお済みですか?
大晦日の年越しそばといえば、滋賀ではあまりにも有名なのが
坂本の「本家鶴喜そば本店」。

31日には毎年なんと1000食ものそばが用意されるそう。
毎年、晦日そばはここで、と決めている方も多く、一人前890円で持ち帰ることもできます。
日吉大社の膝元であり、比叡山延暦寺へと結ぶケーブルカーの乗り場もすぐそば。
年越しはもちろん、初詣客でにぎわう様子も坂本の風物詩ですよね。


<2008-2009 年末年始の営業時間>
12月31日 10:00~18:00
1月1日 11:00~16:00
1月2日・3日 11:00~17:00
1月4日 10:00~18:00
本店の母屋は築120年。国の登録有形文化財に指定されていて、唐破風が趣ある建物。


創業はさらに古く、享保初年(1716年)まで遡るのだとか。
実に290年以上の歴史があるわけです。
おもてから二階を見上げると、濡れ縁には屋号にちなんだ折鶴が。



通りに面して「叡山上り口」の石碑があり、水琴窟もしつらえられています。
比叡山のふもとである坂本では、古来、断食の行を終えた修行僧たちが
弱った胃をならすためにそばを食べたといわれ、この店もその流れをくむもの。
明治45年には、のちの大正天皇が彦根に滞在された際にこの店のそばが献上され
以降、昭和天皇崩御まで宮中の年越し蕎麦はここから納入されていたといいます。
坂本名物として古くから広く知られてきただけあって
いまも昔ながらの製法を守り、そばは毎日、店で手打ちされています。

今回いただいたのは「天ざるそば」1680円。


打ちたてのそばは、コシがあって香りが高い。

だしも、仕込から約10日間寝かせた
熟成の味。
天ぷらも衣がサックサク!
プラス310円で「かやく飯」セット
にもできます。
実はこのかやくご飯も
ファンの多い一品なんだとか。
「ざるそば」は890円、「かけそば」は700円、「にしんそば」980円。
鴨なんばんそば1370円、えび天をのせた「大名おろしそば」は1050円。
定食もあり、「そば定食」990円、「天ぷら定食」2630円。
一品料理のほか、生そば、乾麺、にしん棒煮などのお土産もあります。
地方発送できる贈答品も販売されています。
そして、冬場に人気があるのが「そばぜんざい」(580円)。
初詣の帰りに立ち寄れば、体をあたためてくれること請け合い。


そばの団子が、また香ばしい!
趣ある店内の雰囲気を味わうだけでも目のごちそう。


庭に面した座敷もあり、そこから見える灯籠や百日紅の大木は
建物よりもさらに古いというから驚きです。


中央の灯籠は鎌倉期のものと伝わっているそう。
歴史ある店ですが、「そば」はいわば庶民のファーストフード。
気軽に入れる趣をいまも大切にされているのが、この店のいちばんの魅力かもしれませんね。


格子戸の向こうは坂本の古い町並み。
滋賀の歴史を伝え続ける「本家鶴喜そば本店」。
味に、建物に、その伝統を感じに出かけてみませんか。


※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
*************************************
本家鶴喜そば 本店
★住所 大津市坂本4-11-40
★電話 077―578―0002
★営業 10:00~18:00
★定休 第3金曜日(詳しくはHP参照)
★HP http://www.tsurukisoba.com/
★地図 地図はこちら
大晦日の年越しそばといえば、滋賀ではあまりにも有名なのが
坂本の「本家鶴喜そば本店」。

31日には毎年なんと1000食ものそばが用意されるそう。
毎年、晦日そばはここで、と決めている方も多く、一人前890円で持ち帰ることもできます。
日吉大社の膝元であり、比叡山延暦寺へと結ぶケーブルカーの乗り場もすぐそば。
年越しはもちろん、初詣客でにぎわう様子も坂本の風物詩ですよね。


<2008-2009 年末年始の営業時間>
12月31日 10:00~18:00
1月1日 11:00~16:00
1月2日・3日 11:00~17:00
1月4日 10:00~18:00
本店の母屋は築120年。国の登録有形文化財に指定されていて、唐破風が趣ある建物。


創業はさらに古く、享保初年(1716年)まで遡るのだとか。
実に290年以上の歴史があるわけです。
おもてから二階を見上げると、濡れ縁には屋号にちなんだ折鶴が。



通りに面して「叡山上り口」の石碑があり、水琴窟もしつらえられています。
比叡山のふもとである坂本では、古来、断食の行を終えた修行僧たちが
弱った胃をならすためにそばを食べたといわれ、この店もその流れをくむもの。
明治45年には、のちの大正天皇が彦根に滞在された際にこの店のそばが献上され
以降、昭和天皇崩御まで宮中の年越し蕎麦はここから納入されていたといいます。
坂本名物として古くから広く知られてきただけあって
いまも昔ながらの製法を守り、そばは毎日、店で手打ちされています。

今回いただいたのは「天ざるそば」1680円。


打ちたてのそばは、コシがあって香りが高い。

だしも、仕込から約10日間寝かせた
熟成の味。
天ぷらも衣がサックサク!
プラス310円で「かやく飯」セット
にもできます。
実はこのかやくご飯も
ファンの多い一品なんだとか。
「ざるそば」は890円、「かけそば」は700円、「にしんそば」980円。
鴨なんばんそば1370円、えび天をのせた「大名おろしそば」は1050円。
定食もあり、「そば定食」990円、「天ぷら定食」2630円。
一品料理のほか、生そば、乾麺、にしん棒煮などのお土産もあります。
地方発送できる贈答品も販売されています。
そして、冬場に人気があるのが「そばぜんざい」(580円)。
初詣の帰りに立ち寄れば、体をあたためてくれること請け合い。


そばの団子が、また香ばしい!
趣ある店内の雰囲気を味わうだけでも目のごちそう。


庭に面した座敷もあり、そこから見える灯籠や百日紅の大木は
建物よりもさらに古いというから驚きです。


中央の灯籠は鎌倉期のものと伝わっているそう。
歴史ある店ですが、「そば」はいわば庶民のファーストフード。
気軽に入れる趣をいまも大切にされているのが、この店のいちばんの魅力かもしれませんね。


格子戸の向こうは坂本の古い町並み。
滋賀の歴史を伝え続ける「本家鶴喜そば本店」。
味に、建物に、その伝統を感じに出かけてみませんか。


※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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本家鶴喜そば 本店
★住所 大津市坂本4-11-40
★電話 077―578―0002
★営業 10:00~18:00
★定休 第3金曜日(詳しくはHP参照)
★HP http://www.tsurukisoba.com/
★地図 地図はこちら
Posted by しがまにあスタッフ at 20:00
│坂本・堅田