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しがまにあ

2008年01月08日

御菓子司 梅元老舗

明けましておめでとうございます。スタッフのふみさーです。
新年初の「しがまにあ」となります。
本年もバリバリと滋賀のウマいもんをご紹介していきますので
みなさまどうかよろしくお願いします。

新春第一弾としてご紹介するのは、地域の味にこだわった菓匠。
野洲の旧中山道沿いに123年間、暖簾を掲げる「梅元老舗」です。


地元近江の文化や地名にちなんだお菓子が古くから知られ
なかでも、その名前と、香り高く上品な味わいにファンが多いのが
「どうたくサブレー」 (6個入525円、8個入650円)。

御菓子司 梅元老舗

地元野洲の三上山のふもとから出土した「銅鐸」にちなんだお菓子で
サクサクッと焼き上げた香ばしさはお茶にもコーヒーにもよくあいます。

御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗


御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗

こちらは同じく野洲の小篠原から出土した「三角縁神獣鏡」にちなんだ「銅鏡」。
抹茶と小倉があります。(写真はハーフ・1本682円、2本入は1365円)。
全国菓子博覧会で名誉総裁賞などを受賞した羊羹を使った竿菓子です。



創業は明治18年。手作りにこだわり続け、
菓子ごとに餡を作り分けるなど、代々味を守ってきた梅元老舗。

御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗

店主の梅景俊之さんは四代目。大学卒業後、現代の名工・故松本武四氏に師事。
一級技能士の資格をもち、現在ではさまざまな場で講師を務めることもあるとか。

梅元老舗の匠が作り出す和菓子は、素材重視の手作りの味。
それがよくわかるのが、
遠方から買い求める人もあるほど人気の高いどら焼きです。

御菓子司 梅元老舗

どら焼きといえば、食べなれた身近なお菓子ですが
同店を一度味わうと、味の奥深さに改めて気づく、とでもいいましょうか…。

「近江富士」 (1個136円、6個入976円)は、
生地に粒あんを入れただけの本当に昔ながらのどら焼き。

御菓子司 梅元老舗

それが一口食べてみると生地はふわふわと香ばしく
小豆はぶりっと粒を感じられるほどなのに皮はやわらか。
これは北海道大納言を粒をつぶさないようゆっくりと
ざらめの砂糖だけであっさりと炊きあげているから。
生地にも地場産の新鮮卵が使われ、
小麦は90年の歴史をもつ増田製粉所の最高級「特宝笠」、
砂糖は純度の高い「白双糖」を使用し、後味をすっきり仕上げているのだとか。
(作り方の秘訣はコチラ → HP )


御菓子司 梅元老舗

こちらは「栗どら」 (1個185円、6個入1312円。秋からの期間限定)。
密漬けして餡と生地になじみやすくした栗が、甘さもほどよく大人気。



地元にちなんだ銘菓はほかにもまだまだ!


御菓子司 梅元老舗
しのはら餅は1つ115円、
太鼓最中は1つ157円。
どちらも地元・近江羽二重のもち米が
使われています。







御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
太鼓最中の最中種が粘りよくふっくらしているのも近江羽二重を使っているから。
野洲・円光寺に現存する不思議な豆の木の幹で作られたという伝説の太鼓にちなんだもの。
代々受け継がれ、地元の人々に愛されてきたお菓子です。

御菓子司 梅元老舗
しのはら餅は、しっとりした
やわらかい羽二重餅を
風味の良いきなこでまぶしてあります。









また、これからの季節、人気を集めるのが「いちご大福」 (1個200円)。
御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
粒あんとしろあんがあり、地元産のいちごが収穫されるころには
採れたての新鮮なものが使われるのだそう。

また、近江富士こと三上山に伝わる百足退治の昔話にちなんだのが
「百足伝説」 (1個147円)。こちらはなんとチョコレート味!
生地はカカオをふんだんに使ったビターチョコを練り合わせ
御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
卵黄をたっぷり使っているため、しっとりやわらか。
なかは白あんにホワイトチョコを混ぜ、生クリームと卵黄をカスタードにして
外側の生地とみごとな調和を生み出しています。
新感覚のなかに確かな味を見出しているのもさすが老舗の技。

御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
こちらは包も趣向が凝らされ上品な「福寿栗」 (1個231円)。贈答におすすめ。


店内には季節の商品も並び、左の写真は「かぼちゃまんじゅう」 (1個105円)と
江州の酒々万」 (1個115円)。どちらも冬季限定の味。
御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
右の写真は、懐かしい「田舎まんじゅう」 (1個120円)。


御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
季節ごとの生菓子はもちろん、慶弔時のお菓子やお赤飯をお願いできるのも
地元に愛され続ける和菓子屋さんならでは。

近年はインターネット販売にも力を入れていて、
遠方からでも気軽に買い求められるようになったと好評なんだとか。


店内にはほかにも紹介しきれないほどのお菓子が色とりどりに並びます。

御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗御菓子司 梅元老舗
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旧中山道・行畑商店街にある本店のほか、野洲駅南口に支店もあって便利。
野洲を訪れた際には、ぜひ地元の味、そして老舗ならではの味を
楽しんでみてください。

御菓子司 梅元老舗


※情報は2008年1月現在。詳しくは直接お問い合わせください。



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御菓子司 梅元老舗
★住所 本店:野洲市野洲267
★電話 077-587‐0068
★営業 9:00~18:00
★定休 火曜 
★HP  http://www.umemoto-wagashi.com/index.html
★地図 地図はこちら



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銅鐸酒

Posted by しがまにあスタッフ at 20:00 │野洲
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先日滋賀咲くブログというブログのウマしが日記というので当店梅元老舗が紹介されましたいろんなお菓子をたくさん紹介してくれています。今日の和菓子はねじり梅ねりきり 白餡です

...
梅元老舗が紹介されました【私 和菓子屋のおかみさんです】at 2008年01月17日 14:43

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