2007年12月18日
富永園茶舗
日本のお茶と言えば、ふと思い浮かべる
のは静岡、そして京都は宇治。
しかし、日本茶は、滋賀が発祥とも言われています。
比叡山延暦寺の祖、最澄が中国から持ち帰ったお茶の種を植えたのが始まりとか。
その伝説のお茶は、日吉大社の小さな茶園の中で受け継がれています。
そんな歴史のある滋賀のお茶。
とても興味が湧いてきて、大津は膳所に古くからある、富永園を初雫が訪ねてみました。


お店のある膳所界隈は、今ではすっかり住宅地となっていますが、
その昔は、辺り一帯に茶畑が広がっていたとか。
今でも残る茶畑はほんの僅か。
地元の人たちが自分の家で飲む分だけを、ほんの少し栽培されているだけだそうです。


ほんとにたくさんあるお茶の種類。
この中でお店一番のお勧めは、煎茶かりがねの志賀みどり 100g525円。
富永園独自でブレンドされた煎茶なのだそうです。
三種のお茶が入っており、中身は朝宮茶、土山茶、宇治茶。
頂いてみると、最初はお茶の温かい香りを感じ、後からほんのり苦味を感じます。
どれだけ飲んでも飽きないお味。
食事の時、ちょっとおやつという時など、普段使いにお勧めのお茶です。

玉露の入ったこのお茶は、薫風。
これは熱湯玉露と言うのだそうです。
普通、玉露は少しぬる目のお湯を使いますが、
こちらは熱湯でも美味しく頂けるとのこと。
お茶の入れ方ににあんまり詳しくない私でも、
美味しく頂けそうです
店内のお茶は少しでも新鮮なものをと、大きな缶からその場で袋に詰めて頂けます。
何グラムからでも、詰めていただけるとのこと。

この茶葉の入った缶は、大人が一抱えといった感じに大きく、中にいっぱいのお茶が詰まっています。
この大きな缶は京都の職人さんの手作り。
けれど、もう作ってくださる職人さんはおられないのだとか。
一つ一つが精巧に出来ていて、忙しいさなか、缶の蓋を間違うと、上手くはまらないのだとか。
また、ぴったりと合う缶の蓋は、上に置くだけで、自然に下がってきて、しっかりと蓋がされるとのこと。
茶葉に一番いい容器は木箱だそう。
湿度に合わせて、木が膨張したり収縮したり。
湿気から、茶葉を守ってくれるのだそうです。
富永園独自のお茶は、膳所茶。
今、一般に出回っているのは、採取しやすいように、品種改良されたものがほとんど。
昔のお茶を再現しようと、信楽の農家と提携し、作られたのが膳所茶なのだそうです。
芽の伸び方が一定でないため、機械を使っての採取が難しく、手間隙かかるのだとか。
お味は、野性味のある素朴な味とのこと。
頂いてみると、懐かしい感じのお味がしました。


こうやって飲み比べてみると、ひとつひとつ全く味が違います。
利き酒はよく聞きますが、利き茶をしてみるのも、楽しいかもしれないですね。



こちらは、贈答用のお茶。
茶筒も色んな種類があります。
膳所茶の贈答用もあります。


店内には、ありとあらゆるお茶に関わりのあるものが販売されています。
色んな種類のお茶菓子。



本格的な茶道具、茶器から普段使いの急須まで。


コーヒー、紅茶も。
お茶の成分が入ったボディーソープやシャンプー。

こちらは、滋賀県茶商会議所で作られたお茶。
琵琶湖かぶせ 840円
ところで、美味しいお茶の入れ方は、
急須に先にお湯を注ぎ、後から茶葉を入れるのが
いいとのことです。
すると、急須が温まり、ちょうどいい湯加減で、
茶葉が開くのだそうです。

お店では、
毎月26日、27日は20%引きのサービスをされているそうです。
(休日の関係上、日がずれることもあり)
インターネットでも注文することができます。
5000円以上で送料無料!
ご主人がつくられた、お店の看板です。
※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
*************************************
冨永園茶舗
★住所 大津市膳所二丁目10-15
★電話 077-522-6483
★時間 9:00~19:00
★定休日 日曜・祭日
★HP http://www.tominagaen.jp/
★地図 地図はこちら

しかし、日本茶は、滋賀が発祥とも言われています。
比叡山延暦寺の祖、最澄が中国から持ち帰ったお茶の種を植えたのが始まりとか。
その伝説のお茶は、日吉大社の小さな茶園の中で受け継がれています。
そんな歴史のある滋賀のお茶。
とても興味が湧いてきて、大津は膳所に古くからある、富永園を初雫が訪ねてみました。
お店のある膳所界隈は、今ではすっかり住宅地となっていますが、
その昔は、辺り一帯に茶畑が広がっていたとか。
今でも残る茶畑はほんの僅か。
地元の人たちが自分の家で飲む分だけを、ほんの少し栽培されているだけだそうです。
ほんとにたくさんあるお茶の種類。
この中でお店一番のお勧めは、煎茶かりがねの志賀みどり 100g525円。
富永園独自でブレンドされた煎茶なのだそうです。
三種のお茶が入っており、中身は朝宮茶、土山茶、宇治茶。
頂いてみると、最初はお茶の温かい香りを感じ、後からほんのり苦味を感じます。
どれだけ飲んでも飽きないお味。
食事の時、ちょっとおやつという時など、普段使いにお勧めのお茶です。
玉露の入ったこのお茶は、薫風。
これは熱湯玉露と言うのだそうです。
普通、玉露は少しぬる目のお湯を使いますが、
こちらは熱湯でも美味しく頂けるとのこと。
お茶の入れ方ににあんまり詳しくない私でも、
美味しく頂けそうです

店内のお茶は少しでも新鮮なものをと、大きな缶からその場で袋に詰めて頂けます。
何グラムからでも、詰めていただけるとのこと。
この茶葉の入った缶は、大人が一抱えといった感じに大きく、中にいっぱいのお茶が詰まっています。
この大きな缶は京都の職人さんの手作り。
けれど、もう作ってくださる職人さんはおられないのだとか。
一つ一つが精巧に出来ていて、忙しいさなか、缶の蓋を間違うと、上手くはまらないのだとか。
また、ぴったりと合う缶の蓋は、上に置くだけで、自然に下がってきて、しっかりと蓋がされるとのこと。
茶葉に一番いい容器は木箱だそう。
湿度に合わせて、木が膨張したり収縮したり。
湿気から、茶葉を守ってくれるのだそうです。
今、一般に出回っているのは、採取しやすいように、品種改良されたものがほとんど。
昔のお茶を再現しようと、信楽の農家と提携し、作られたのが膳所茶なのだそうです。
芽の伸び方が一定でないため、機械を使っての採取が難しく、手間隙かかるのだとか。
お味は、野性味のある素朴な味とのこと。
頂いてみると、懐かしい感じのお味がしました。
こうやって飲み比べてみると、ひとつひとつ全く味が違います。
利き酒はよく聞きますが、利き茶をしてみるのも、楽しいかもしれないですね。
こちらは、贈答用のお茶。
茶筒も色んな種類があります。
膳所茶の贈答用もあります。
店内には、ありとあらゆるお茶に関わりのあるものが販売されています。
色んな種類のお茶菓子。
本格的な茶道具、茶器から普段使いの急須まで。
コーヒー、紅茶も。
お茶の成分が入ったボディーソープやシャンプー。
こちらは、滋賀県茶商会議所で作られたお茶。
琵琶湖かぶせ 840円
ところで、美味しいお茶の入れ方は、
急須に先にお湯を注ぎ、後から茶葉を入れるのが
いいとのことです。
すると、急須が温まり、ちょうどいい湯加減で、
茶葉が開くのだそうです。
お店では、
毎月26日、27日は20%引きのサービスをされているそうです。
(休日の関係上、日がずれることもあり)
インターネットでも注文することができます。
5000円以上で送料無料!
ご主人がつくられた、お店の看板です。
※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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冨永園茶舗
★住所 大津市膳所二丁目10-15
★電話 077-522-6483
★時間 9:00~19:00
★定休日 日曜・祭日
★HP http://www.tominagaen.jp/
★地図 地図はこちら
Posted by しがまにあスタッフ at 20:00
│大津・膳所