4月もはや半ばを迎え、
そろそろゴールデン・ウィークの予定を考え始める時期に入りますね!
風薫る新緑とのんびりした田園風景に美味しい空気の癒しを求め、琵琶湖1周ドライブを
目論んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんな琵琶湖ドライブからちょっと北ヘ足を伸ばした
余呉湖のほとり、
なんと
本格沖縄そばを楽しめる、
知る人ぞ知るほっこりまったり穴場スポットなお店カフェさんを紹介しますね♪
それが、余呉湖のすぐそば
余呉湖観光館の館内にある
「
ライブカフェ ほっと美羽風(みうか)」さん。
車椅子もOKなスロープが設置された入口の階段を昇って、扉を開け、
余呉の自然休養村管理センターをも兼ねた商工会の観光事務所を右手に、正面の奥。
本日のおすすめメニューに書かれた「沖縄そば」の文字に
「なんで余呉湖で沖縄ソバ?しかもソーキ?!!」
と、こっそり心の中でめいっぱいのはてなマークを、飛ばしつつ。
(理由は、お店できいてみてくださいね♪ )
お店の中に入ってみると、そこにはゆったりと大きく背の低い机と
ちょっとカジュアルにのんびり足を伸ばしてくつろげそうな広々としたお座敷が、
壁一面の窓から入ってくる明るい春の陽光と、その光をやわらかく受け止める障子に囲まれ。
「ようこそ、余呉へ。」という優しい空気がゆる~く漂った、
訪れる人々がどこかほっ…とひと息つかせてくれるような空間が…。
入口すぐのところでは、
美羽風さんのシェフお手製のチョコレート細工作品に、美羽風さんおススメの商品や
情報やフリーペーパーの数々も、どこか素朴なたたずまいで歓迎してくれます。
もちろんお座敷席以外にも気軽に座れるテーブル席もあり、
テーブルとテーブルとの間にあった、なんだかちょっとレトロなたたずまいの大きなストーブが、
近畿の北国・湖北余呉の遅い春を感じさせてくれます。
だからといって店内が「寒い」ということは全く無いのが、ちょっと意外なくらい!
それも、この壁一面の窓から店内いっぱいに挿し込む温かな陽射しのおかげでしょうか。
窓の近くのフロア席はすきま風で
冷えるかとも思いきや、
それが驚くほど
このお座敷のお座布団が温かく、
とても座り心地が良くて
レイク・ビューの余呉湖を眺めながら
全身いっぱいにお日さまの光を浴び、
なんだか
ちょっと縁側でひなたぼっこなネコ気分…♪
和モダンな壁面の障子が、のんびりのほほん♪ネコ気分を、ますます盛り上げてくれます(笑)
また、こちらでは先年廃校となった余呉町内の余呉小学校(旧)のピアノが再利用され、
毎月第2・4金曜土曜の夜には、癒しをテーマにしたライブコンサートが開催されているのだとか。
(ライブ予定は変更等もあるため、詳細はお店さんにお問合せご確認お願い致します。)
店内には「愛風~pure soul~」という演奏グループのサイン入りメッセージも飾られていました。
キリンのビール・マイスターさんが入れてくれた極上のビールで喉をうるわしつつ、
羽衣伝説が息づく余呉湖の湖畔で、
癒しの音楽に酔いしれてみるのもステキな湖北の夜の過ごし方かもしれませんよね…♪
といいつつ
食いしん坊さんな私は、お昼時には、なにはなくともがっつり♪「
沖縄ソバ」といきましょうか!(笑)
↑写真は、お店のシェフさんおススメ「
ソーキそば」(750円)。
ソーキとは、沖縄の言葉でこの麺の上にのった、
豚の角煮のようなお肉のことなのだそうです。
こちらの沖縄そばは、
シェフさんが沖縄でも有名な
人気店「与那原家」で修行した
直伝の本格沖縄そばで、
麺やソーキや調味料等各種材料も、
この「与那原家」直営工場から仕入れている
本家本元の味なのだそうです。
(しかもわざわざ工場で
本州用にアレンジされた、
特別仕様な味付けなのだとか。)
ほっ…と体に染み込むあたたかなお出汁に、
とろ~りとろけそうに柔らかな、ソーキのうまみが、もうたまりません…!
「
コーレーグス」という沖縄の島トウガラシを泡盛で漬けた調味料をちょっと振りかければ、
これまた全く風味が変わって2度美味しいお得気分も味わえます♪
そして↓こちらは、
こだわりの地産地消食材・休日限定数量限定「
えにしプレート」(1,200円)。
「がお・っこり・あわせ・ごはんの
プレート」
「『食べる』ことの大切さと
楽しさを感じていただけたら、
心も体もきっと歓ぶはず!」
「一口食べると思わず笑顔が溢れる」というコンセプトだという、このプレートごはん。
お肉だけはシェフこだわりの兵庫県産の豊熟ブタですが、
その他の材料は、滋賀県内でも美味しいと評判の
伊香しいたけやサトイモやフキノトウなど
地元余呉で採れる
季節の旬菜を使った天ぷらやおひたしに
近くのお豆腐屋さんで作られた手作りのその日の朝出来たてのお豆腐、お米に調味料まで、
地元余呉か
滋賀県産のものにこだわった「
心と体の健康を考えたメニュー」なのだそうです。
ごはんなんかは、地元産の
余呉米をていねいに
土鍋で炊き上げた逸品らしですよ…!
どうりで、ほっくほく…♪
これらの材料は、
この美羽風さんが入っている余呉湖観光館の隣、
余呉町の特産品販売所「はごろも市」から、
毎朝新鮮なものを直接仕入れているのだとか。
うーん、まさしく地産地消…!!
だから季節やその日によって、若干おかずのメニューやお品が変わるそうです。
いかにも旬菜!って感じがしますよねえ…♪
(写真提供:ほっと美羽風 )
その他にもこの春から始まった
「
特製カレー」(650円)には、追加で大きなエビフライ等のトッピングも可能で。
「
きゃべせんソース焼きそば」は、
新鮮な生キャベツの千切りの他に沖縄そばでも使われている特製の三枚肉と、
麺には沖縄そばが使われている、お子さんから大人まで幅広い人気の一品なのだそうです。
おなかがいっぱいになったら、
シェフのこだわり・今話題の
ハワイの
海洋深層水で淹れた
ハワイの
コナ珈琲で、
ほっこりカフェタイムを
満喫するのは、いかがでしょう?
このハワイの深層水は、最近
アスリート達の間で愛飲され
評判のミネラル・ウォーターなのだとか。
それに、日本の真ん中・滋賀県で
日本の南端の沖縄そばを食べ、日本の北端の北海道アイスクリームを食べてみる…
っていうのも、なかなかオツなものかもしれません…?(笑)
濃厚アイスクリームは、
沖縄そばの後に食べると
意外な程にあっさりと美味しく
甘くしあわせなデザートタイムを、
楽しめます♪
コーンまで
一気に食べちゃえますねっ!
その他にも各種デザートが用意されていますので、食事の他に
ちょっとドライブ途中の休憩カフェとしても、まったりのんびり休憩出来ていいかもしれません。
(写真提供:ほっと美羽風 )
ノンカフェインで体に優しい
たんぽぽコーヒーも、店内で飲める他、販売もされています。
また店内には余呉町内の観光地図や、
町内のみどころを紹介した
無料冊子「
余呉ナビ」や
有料の観光案内書等も置かれ、
ここで食事やカフェをしながら
余呉観光のプランを練るのも、ちょうど良い感じです♪
なにせ、目の前は余呉湖…!
取材したこの日は、
桜はまだまだでしたが、
菜の花の黄色がとてもまぶしくきれいでした。
近くには
天女の羽衣伝説で有名な「
衣掛けの柳」や
ワカサギ釣りで有名な釣り桟橋もあり、
余呉湖周辺の観光拠点としては、うってつけ!
そういえば、この余呉地域は、
近畿地方でも春の遅いこの湖北地域の中でもとりわけ豪雪地帯であり、またおそらくは
近畿地方でももっとも遅く桜を楽しめる地域のひとつでもあると思います。
ここ数日の寒の戻りで、
実は余呉湖周辺では、今が桜満開の時。
…
あなたも、湖国の春をたどる、琵琶湖1周のドライブ旅。
ちょっと足を伸ばして、ふらり余呉湖探訪。
近畿ではもう終わったと思われる桜の最後の晴れ姿を…この地で。
ふらり、「ほっと美羽風」さんを拠点に、
余呉観光。
…なんて週末、過ごしてみてはいかがですか…?
(情報は2010年4月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
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ライブカフェ
ほっと美羽風(みうか)
★住所 滋賀県長浜市余呉町 下余呉1938 (余呉湖観光館内)
★電話 0749-86-3151
★営業時間 10:00~17:00 (ランチタイム:11:00~14:00)
金・土のみ夜間(19:00~22:00)も営業
★定休 木曜日(臨時休業あり)
★HP
http://www.e-yogo.com/yogo-guide/food/post-1.html
★地図 地図は
こちら