戦国歴史ロマン湖北のお土産物満載!ふれあいステーションおかん

しがまにあスタッフ

2012年11月22日 20:00

皆さん、もう紅葉は堪能されましたか?
12月初旬の「長浜戦国大河ふるさと博」の終了を間際に控え
再来年NHK大河ドラマ戦国時代の天才軍師・黒田官兵衛の生涯を描いた
「軍師官兵衛」
決定にわく、黒田家発祥の地・黒田を抱えた湖北木之本町も、
錦色の山肌が冬を呼ぶ風に震える紅葉シーズン真っ只中!



でもでも、紅葉の季節=実りの秋の季節。
…誰ですか?花より団子ならぬ紅葉よりご当地グルメだって意気込んでらっしゃる方は?(笑)
今日は、紅葉歴史ロマンも好きだけど、
やっぱりご当地の美味しいものを楽しみたい!
そんな方々にぴったりな湖北お土産物満載はーとふるステーションをご紹介しますね!

< ふれあいステーションおかん >



それが、JR北陸線木ノ本駅駅舎内1Fにある木之本町商工会が運営する
産地直送のお土産物屋さん、「ふれあいステーションおかん」です。



2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」決定を祝う幟旗(のぼりばた)がはやくも勇ましくひるがえる
木之本の街中と、鎧兜のモニュメントが飾られた、駅前の郵便ポスト。



そんな戦国ロマン漂う町・木之本の玄関口が、JR木ノ本駅です。
(町の名前は「木之本」なのに、どうして駅名は「木ノ本」駅なんでしょうね…?)

ここの駅舎の1Fに、「ふれあいステーションおかん」は入っています。



本日のおすすめが書かれた手書きの黒板や可愛らしい手作りのお地蔵さま看板が、
駅の乗降客以外の観光客の目をもひきつけていますね。



中に入ると、
広々とした高い天井と高窓からの明るい陽光が、清清しい気持ちにさせてくれます♪

まさに文字通り産地直送の、地元の方々が朝一番に棚に並べたみずみずしい野菜たちや
地元の特産物がずらりと並ぶ様は、どこからどれを見ようか迷っちゃうほど。



それでもやっぱり最初に目に入るのは、↓の
昨年2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に併せて販売された「浅井三姉妹」の
ゆるキャラ関連の商品でしょうか。



それとも、こちら「おかん」推薦。戦国時代、大垣から木之本までの約52Kmを
約5時間で駆け抜けた(=美濃大返し)秀吉軍団のパワーの源である「みそおにぎり」から
ヒントを得たという、「焼きみそおにぎり」でしょうか?



豊かな水源の森をはじめとする自然や寒暖差の激しい気候に恵まれた木之本では、
美味しい水と美味しい米を利用した昔ながらの造り酒屋や醤油屋が、今も健在です。
そして冬になれば、地元のおかあちゃんたちはそれぞれの家庭で自家製の味噌を仕込み、
その味噌で特性の季節の山菜おかず味噌を作ったのだとか。



そんな木之本の歴史ある特産品にこだわりぬいた極上の握り飯「焼きみそおにぎり」は、
見た目以上のボリュウムにピリリとアクセントの効いた山椒と味噌の風味が、
これからこの木之本宿散策や賤ケ岳に登ろうという観光客の方々にも大人気!



そして陳列棚の片隅にひっそりと?佇む冷蔵庫の中にあって思わず目をみはったのが、
なんとその名も「シカハム」と「イノシシハム」!



聞けば地元の猟師さんが自分で猟をして撃った野生のシカやイノシシから作った
ハムなのだそうで、好きな人にはたまらない、格好のジビエ料理の好食材?!



↑はシカハムをチャーシューのように切ってみたものですが、
肉のくさみ等も一切無く、噛めば噛むほどコクのある旨みと野性の滋味があふれた、
クセになりそうな逸品でした!



そして次々と目に入る、「熊油」に「猪肉」や「大鹿肉」の様々な味付けの缶詰。
(熊?!熊ってあの熊ですよね?! はい、確かにあの熊だそうです!←笑)
(実は湖北地方は、近畿でも人里における熊の目撃情報が非常に多い地域なんですね~…)
「熊油」は、乾燥した肌や手指に塗るととてもいいのだとか。



浅井氏ゆかりの戦国グッズは、先に紹介したゆるキャラの浅井三姉妹グッズの他にも
Tシャツ等シックなデザインのテキスタイル商品等も他にあって、
とっても種類が豊富です。



100年の歴史を誇るテグス生産企業や地元の薬湯施設、今や全国的にも人気な
地元和菓子屋さんや地元パン屋さんに数々の老舗さん等を紹介するボックス・スペースも、
見ているだけで楽しめちゃいますよね!



戦国グッズや歴史グッズは、歴女ブーム・戦国ブーム以降、本当に充実しています。
今は「戦国手帳」なんて
システム手帳もあるんですねー…そろそろ来年の手帳買い替え時だなあ(笑)



バラエティあふれる歴史戦国グッズ中には、
長篠の戦いや関が原の戦いの双六(すごろく)…なんてのまであったりして、
見てるこちらの方が感心しちゃいます。



もちろん、そんな戦国グッズだけではなく、
今の季節棚には秋冬の野菜や果物、そして美味しい湖北の新米も、そろい踏み!



全国的にも名の知れた「近江米」ではありますが、
特に湖北のお米は、その中でも知る人ぞ知る美味しさで隠れた人気ブランドです。



通常の30Kgものの大きな袋ではなく、お求めやすいKg量のものが置かれていましたので
気になった方はひとつ買い求めて帰ってみるのもいいかもしれませんね!



昔懐かしい感じがする「かき餅」↑も、
そんな美味しいお米の食文化の中で育まれ今に伝えられた郷土食べ物のひとつ。
また
県内でも美味しいと評判の伊香しいたけが、なんとどーん、とこの量で、この↓お値段!



伊香しいたけは、シイタケが苦手でもこのシイタケなら食べられるという人も居る、
これまた知る人ぞ知る、美味なシイタケ。

普通の里芋の10倍はあるんじゃないかという↓の巨大な里芋は、親がしらと呼ばれ
サトイモの親イモにあたるおいもなのだそうで。



岩茸↑は、標高800m以上の高山の岩壁垂直面に張り付く様に生えている貴重なキノコ (苔)で、
収量の少なさと収穫の困難さから、国産では実際に山に登って採取する人以外には
入手が不可能とまでいわれている、本当に貴重な食材なのだとか。
なんでも手の平ぐらいの大きさになるまでに、約20~30余年あまりかかるのだそうですよ。
うっわ、貴重な食材が販売されてるんですね~…凄すぎます!



そして県内の地元FMラジオで紹介されたりして最近人気急上昇中なのが、
こちら↑の「如水(じょすい)柿」!
この柿、品種は「太秋(たいしゅう)柿」という、大きいものは梨とも思えるような
食感と甘さをもった、美味しい柿なのですが。



冒頭にも紹介しましたように、特に黒田家発祥の地・木之本町黒田界隈で生産されるものを、
この地域では戦国の名軍師・黒田如水(=黒田官兵衛)にちなんで「如水柿」と
呼び習わしているそうです。めちゃくちゃ美味しくて甘かったですよー!
そろそろ旬の時期が終わりらしいので、この週末が最後のチャンスかも?



琵琶湖湖岸の郷土料理「えび豆」をアレンジして作られたという「鹿豆」は、
しっかりした味付けと鹿のなんともいえない滋味がお酒に合いそうな、一品で。



なんと鹿の角やイノシシの牙のアクセサリーに熊の胃袋?までが、産地直売の一品に。



お隣岐阜県は揖斐(いび)の特産品までが出張販売されているのも、木之本町ならでは
かもしれませんね!
揖斐特産?のダチョウの卵の殻、すっごく大きかったですよー…



もちろん真打ち・お膝元木之本町や同じ旧伊香郡内の数々の名店のお土産品も一同に会して、
もう本当にどれここれも気になるものばかりで、困っちゃいます…?(笑)
どれからレジのきれいなおねーさんやおかーさんにお願いしに行けばいいのやら…
いっそ端から全部いっこずつ、試しに買ってみたいくらい!(笑)




地蔵せんべいにダイコウ醤油、菊水飴つるやさんのラスク、キム・チンさんの
高月チキータにタレに、菓匠禄兵衛・三成バアム、余呉の焼畑農法山かぶドレッシング。
しかも湖北では、なんとハチミツも採れるそうで…




目の病気にご利益があるという木之本地蔵さんにちなんだ滋賀県高島市安曇川特産の
アドベリー(ブルーベリー)商品↓も、いっぱいありました。



ブルーベリー、目にいいですもんね~!(笑)



滋賀名物のふな寿司をはじめとした発酵食品↑も、もちろんありましたよ♪



そうそう個人的に気になったというか気に入ってしまったのが、
木之本スイーツの数々ともいえそうな、木之本ならではの地酒やお醤油に由来した
数々の新しい洋風スイーツや、
昔からあるという「でっち羊羹(ようかん)」をはじめとした、伝統の和スイーツ。



特に最近、全国ネットのTV番組で紹介されたがために一時非常に入手困難な
超貴重酒となってしまったという山路酒造の桑酒を使ったKUWAZAKEスイーツの数々は、
ひょっとしたらここ湖北でしか味わえない貴重なスイーツなのかも…?
なんて。



底にブルーベリージャムを敷いたこのアマンディーヌなんて、
サクッとした口当たりのタルト生地の中のしっとりふんわり生地口当たりと
口の中に入れた途端に立ち上ってくる桑酒の風味が、もう本当に、なんとも…



美味しすぎるでしょーーーーっ! …ってカンジです



あまじょっぱい砂糖醤油の味と風味がラスクというスイーツになんとも新鮮な
近江ラスクも、やめられない♪止まらない♪そんな美味しさで。



銘酒・七本鎗の酒粕と清酒にグラニュー糖と水飴で作ったという冨田酒造の地酒飴
北近江の地酒七本鎗 酒粕飴」なんて、
まるでマカロンか何かの焼き菓子のような優しい軽い口当たりなのに、
口の中で溶けきる頃ふわっと立ち上ってくる芳香の、このなんともいえない幸福感…



3つのお店に3つの味が守られる奥琵琶湖名物の銘菓「でっち羊羹(ようかん)」は、
3本まとめて購入し
それぞれの味の違いを確かめて味わい楽しまれる方も、多いのだとか♪



 なるほどなるほど、
 もぐもぐもぐ…

 見た目も
 ちょっと粒あんぽいのやら
 こしあんぽいのやら、

 もぐもぐもぐ…
  
うん、確かに違います!(きっぱり!)
どこがどう違うかは、皆さん自身でそれぞれ食べて確かめていただくってことで…♪(笑)
(注:写真の羊羹は試食用に中身を切ったもので、現物のでっち羊羹の中身はこのようにあらかじめ切られてはおりません。) 
 
…なんてことをしようか、どうしよか。
そんな今日のやること行き先確認を、ひと休みしつつ、相談するも良し。



賤ヶ岳トレッキングや己高庵近辺紅葉狩り、木之本宿散策のさわやかな疲れを
落ち着かせるべくなそぞろ歩きのお土産物ショッピングも、良し。

  ……

そんな、旅と人と、歴史と風土の、ふれあいステーション。



さあ、あなたもこの紅葉の週末、そんなステキなふれあい広場で
ステキな出会いを求め探してみるのも…ちょっとイイ、週末の過ごし方な気がしませんか…?







(情報は2012年11月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)



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木之本町 ふれあいステーションおかん(JR木ノ本駅内)

■所在地      〒529-0425  滋賀県長浜市木之本町木之本1472番地
               (JR木ノ本駅内)
□連絡先TEL    0749-82-5020

■営業時間     9:00~17:00
□定休日      なし(但し年末年始は休業)

■アクセス   <自動車で> 北陸道木之本ICから国道8号線・303号線を東へ
               JR北陸線踏切を越えて北折れすぐ
        <電 車 で> JR北陸木ノ本駅駅舎内1F
□駐車場     駐車場あり(無料)

□HP     http://okankinomoto.shiga-saku.net/
■地 図    地図はこちら


木之本町商工会
■所在地      〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1952

□連絡先TEL    0749-82-5051 
■連絡先FAX    0749-82-4611

□HP     http://www.kinomoto.org/


 


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