2011年11月24日
米粉パンとマキノ蕎麦と絶景の峠ビュー: 道の駅・マキノ追坂峠
みなさんは、びわイチこと琵琶湖一周、したことありますか?
その時、どこでお昼を食べたり休憩したりしますか?
ちょうど湖北や湖西、奥琵琶湖のあたりで、休憩したり食事したり
したくなりませんか?
急激な冷え込みに冬の足音も聞きつつ、紅葉もいっきに本格化して参りました
ここ最近の湖北・奥琵琶湖。
今日はそんな琵琶湖の北端・湖西側にある、今実りの秋いっぱいな
道の駅グルメをご紹介しますね!
< 道の駅・マキノ追坂峠 >
東まわりで琵琶湖を一周すると、長浜市木之本町で一旦湖岸を離れ、
トンネルが続く山地の道へと入っていきますよね。
そして再び琵琶湖の姿と感動の再会が出来るのが、
この道の駅・マキノ追坂峠がある辺り。
全国でも珍しいカタカナの町名を持つ、滋賀県高島市マキノ町の追坂峠です。
「追坂峠」と書いて「おっさかとうげ」と訓むそうですよ。
広い駐車場の奥、奥琵琶湖のはやい初冬の気配をも匂わせつつ
秋色鮮やかに彩られた入口を入ると、
ちょうど右側が食券購入式のレストラン・ゾーンとなっています。
レストラン入口手前には、マキノの食材を活かしたジェラートのコーナーも。
今年から夏はジェラート、秋冬は焼き芋や温かなスイーツとなる予定
なのだそうですが、
ちょうどこの時は模様替えの最中で、焼き芋は食べ損ねちゃいました、残念!
今度また、楽しみに食べに行こっと♪(笑)
< レストラン湖好(ここ) >
さて、明るい光にあふれた客席が広がる、こちらのレストラン。
なんといってもおススメなのは、壁一面の窓の向こう側に広がる
峠の上から琵琶湖を臨んだ圧巻のパノラマ風景です。
この日はあいにくの雨でしたが、それでも峠から谷あいに低く埋もれた雲や霧は
なんともいえない神秘的な雰囲気を醸し出していましたし、
晴れて遠景が見渡せる日には、
まるで映画のワンシーンのような琵琶湖の素晴らしい光景に出会えます♪
おススメなのは窓からの景色ばかりではありません。
↑こちらは、採算度外視の人気メニューだという
ボリュウムたっぷり地元の新鮮野菜と、これまた地元産の米粉を使った
分厚いトーストにたっぷりバターのモーニング500円。
ふわふわもっちりした食感の米粉パンのトーストと、駅長さん厳選の
ブラジル系のお味のコーヒーが、まるで朝の活力を与えてくれるかのよう。
口コミで静かに人気となっている、朝のおススメメニューです。
またこちらのレストランでお食事をされる方にイチオシなのが、
意外に県内の私たちの方が知らないのではないでしょうか、
わざわざ他県からお蕎麦好きの方がこのお蕎麦を食べに来られるという
知られざるマキノ名物・マキノ知内産のお蕎麦。↑
物産コーナーに入る野菜から毎朝仕入れているという旬の新鮮野菜に
ぷりっぷりの海老の天ぷらが添えられた天ざるは、
知られざるマキノ蕎麦を心ゆくまで堪能できる人気の一品。
なんと天ぷらに使われているシイタケは、よくある菌種栽培ではなく
本格原木栽培だそうで、
大きさもですが口の中に広がる味わいと弾力の食感とうまみが、段違い!
毎朝地元産の玄そば(=皮がついたままの蕎麦の実)を石臼で挽いて
製麺しているという数量限定のお蕎麦は、
しっかりしたコシにするするっとのど通りの良い食感がなんともいえず、
知らずあっという間にザル一枚分を完食してしまう美味しさです。
わざわざ
お蕎麦好きの人が
県外から
食べに来るというのも
頷けますね!
そして↓こちらが、ティータイムにおススメ、
フランス生まれの紅茶「NINA'S(二ナス)」を気軽にポットで楽しめる
ポット紅茶のサービス。
厳選された良質な天然フレーバーを丹念に香りづけされた本格的な紅茶が
ポットサービスで楽しめるのは、紅茶好きには嬉しいですよね♪
眼下の素晴らしい琵琶湖の景色を楽しみながら
2杯目3杯めと徐々に濃くなってゆく紅茶に、たっぷりのミルクを加えて楽しめたら…
もう、びわイチ最高の休息のひとときなのにな~…
なんて、思わずうっとり夢想にふけってしまいます(笑)
勿論、他にカレーやカラ揚げ定食にカツ丼等、しっかりがっつり系の定番定食も
ずらりラインナップされているのには、抜かりありません!
< 農産物・加工品直売コーナー >
そして入口挟んでレストランとは反対の左側に広がる直売コーナーには、
ところ狭しと並べられた瑞々しい野菜の数々が、まるで零れ落ちんばかりの大迫力!
大根もシイタケも、白菜も白カブも赤カブも。
野菜って、こんなにまぶしくはちきれそうだったかしら? …なんて。
大人の背丈程もありそうな↑この自然薯なんて、なんと天然モノらしいですよ…!
どうやって掘ったんでしょうか、凄いですよね!!
茹で上げると乾燥させたものとは全く違った風味と味を楽しめるという生の落花生と、
豊かな山と実りの秋を彷彿とさせてくれます、今流行のオレイン酸を多く含み
健康に良いと人気急上昇中のクルミの実だって、こんなにたくさん。
道の駅特製のお弁当コーナーも、こだわりの地産地消な逸品がずらりと勢ぞろい。
なんといってもこの追坂峠は、福井から京都へと続く鯖街道の峠道。
焼鯖寿司に、焼き鯖めしのお弁当、見るからに美味しそうです!
ホタテの食感とうまみに焼鯖の塩味がほどよくマッチし、
よく味の染み込んだ新鮮地元野菜の甘みさえもが加わった焼き鯖飯は、
冷めても美味しい、むしろ冷ましてご飯と味が馴染んだ方が美味しいかも…?
そんな風にさえ思う、食べ始めると止まらなくなってしまう人気のお弁当。
もちろん、充実のお弁当ラインナップは焼き鯖ばかりではありません♪
たっぷり味をふくませた家庭料理のような温かみを感じる幕の内弁当から
地元こだわりの燻製屋さん特製のスモーク寿司のお弁当に、
関西の定番鯖寿司から北陸の名物マス寿司まで。
いかにも、古来から日本海沿岸部と近畿圏京の都への道・琵琶湖とを結ぶ
交通の要所らしい名物弁当が、勢ぞろい。
また、冷蔵コーナーにも
滋賀県ならでは、マキノ町ならではのこだわりの自然派食品が、いっぱいで!
もう思い切って一度全部それぞれひとつずつ買って味見していきたいような、
そんな衝動に駆られる品揃えの豊富さでした。
無添加無着色のえび豆に、
その製法が日本民族学博物館で紹介されているという、フナ寿司。
レストランの定食に付くお味噌汁にも使われているという
マキノ高原味噌は、塩分控えめの自然熟成で。
ラーメンやカレーにも良く合うという手作りキムチには、もち米やあみえびも
使われているそうです。
個人的にイチオシだったのが、こちら↓のスルメキムチ。
乾物のうまみに発酵のうまみ、ふたつの熟成したうまみがあわさった
なんともいえないピリ辛の美味しさで、
辛いものが苦手なひとでもご飯やお酒が止まらなくなってしまうこと請け合い!
…なんて、すっかりお気に入り♪(笑)
数多くのメディアからの取材が絶えない、地元マキノの厳選こだわり製法な
手作りスモーク工房さん・人気の逸品は、
某関西ローカルの有名情報TV番組でも採り上げられたほど。
マキノ産紅茶「まティー」は、近々レストランでのポット紅茶デビュー予定で。
レストランのお茶にも使用されているマキノ産のほうじ茶にマキノ茶は
夏のジェラートにも活用されている、
さっぱりとした芳醇な薫りが魅力の隠れた(?)人気商品なのだとか。
このヤーコン商品↑目当てにわざわざこの道の駅に通われる方もいるという、
コアな(?)ラインナップも、マキノの奥深い魅力のひとつでしょうか。
店内の一角に華を添える民芸品の数々も、
センスを感じさせられる素朴にして丁寧なつくりの品が多く、心惹かれます。
イマドキ流行りな(?)鉄道マニアの人気を誇る、
JR湖西線を走る列車の絵柄が入った、オリジナルTシャツ↓。
最近、こだわり雑貨やナチュラル系小物の情報に敏感な
滋賀県内の女性達の間でも
話題に上ってます高島帆布さんの渋柿染めの小物↑も、気になりますよね。
自然派化粧水にもよく使われるびわの葉の石けんは、とてもお肌に優しそうで。
桜の木の枝を磨き込んだりどんぐりを丁寧に可愛らしい小布でくるんだ
ミニアクセサリーの数々は、年齢を選ばず色々なコーディネートを楽しめそうです♪
竹炭なんて、珍しい…
ちょっと消臭剤替わりに買ってみようかな?
なんて思いながら店内をそぞろ歩いていると、
ふあん、と
なんとも言えない香ばしい美味しそうな匂いに、鼻をくすぐられました。
< 里山パン工房 >
実はこのあたたかなおいしい匂いの正体は、こちら↑の米粉パンのコーナー♪
クルミやレーズン、いちじくが入った本格お食事パンに、定番のクロワッサン。
メロンパンやカボチャアンパン、ブルーベリーとチーズのパンに、可愛らしい
あんプチといったスイーツ系のパンもバリエーション豊かで美味しそうです。
こちら↑は、ちょっと変わった「お好み焼き」風のお惣菜パン。
やっぱり近畿の中では中京圏に近いからでしょうか?
な、味噌カツパン↑もありました♪
がっつり本格派系からちょっと変わったお惣菜パンまで、ずらり勢ぞろい!
試食でお味を試せるのが嬉しいですね♪
…でも、美味しいので結局買っちゃうんですが(笑)
自分で米粉パンを焼いてみたいという方向けに、こちらのパン工房で使用している
パン作り用の米粉や小麦のグルテンも販売されていました。
普通の米粉や、毎朝挽きたてを販売しているというそば粉も。
ちょっと面白いな~と思ったのが、
こちら↓の油を使っていないというジャガイモのやわらかチップ。
ポテトのチップだけどやわらかくて油を使って無いって、なんだか体に良さそう…
おやつにぴったりかも?
なんて思っちゃうのは、単純でしょうか(笑)
米粉を使った自然派のクッキーやパウンドケーキ等もあって、
ジャガイモのやわらかチップ同様ドライブのお供にも事欠かなさそうです♪
なんと
パン工房の
専用レジ横には、
米粉を使ったケーキも
ありました♪
…米粉を使ってるからでしょうか。
しっとりと濃厚なのに、なんとなくさっくりと軽い食感のチョコレートケーキ。
ザッハトルテ風のクラシックなチョコケーキなのに、重くありません。
ふわっとしっとり、でもほのかにもっちりとした不思議な食感のロールケーキは、
米粉の良さが良く分かるプレーンなスイーツかもしれませんね♪
琵琶湖に浮かぶ聖なる島の名を冠した↓地元の銘酒に、純米大吟醸な地酒。
ほんのりと甘くコクと旨みが口の中いっぱいに広がる濃厚な味わいのお酒で、
古くは琵琶湖の湖上交通の一端を担う重要な港町として栄えた
ここマキノの地元・海津で、ずっと愛飲されてきた昔ながらの地酒なのだそうです。
因みに↓のぷうーっ、と美味しそうに膨らんだお餅は、
「夢炭(ムータン)」というマキノ町の国境という地域で古里おこしに活躍中の
炭で香ばしく炙られた、この秋の地元産新米でついたお餅です。
↓こちらが、その「夢炭(ムータン)」。
なんでも半世紀ぶりに復活した、琵琶湖最北端の水源の山の木々を使用した
国産材100%の炭なのだそうです。
この秋から冬にかけて毎週週末には、
「国境炭焼きオヤジの会」という古里おこしの有志の会の方々が、
ここマキノの道の駅で
夢炭(ムータン)の炭火で焼いたお餅の実演販売イベントをされるのだとか。
懐かしくも素朴な
ふるさとの味って、実は一番ぜいたくかもしれないって思いませんか…?
冷たい雨の中、
紅葉がしんしんと深く厳しい冬へと確実に歩を進める、深閑とした秋の日に。
低く垂れ込める靄(もや)は、いっそ荘厳に幻想的なまでの雰囲気をたたえ。
軒先につるされた富有柿の朱色があざやかに目に残る、晩秋の午後。
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
…
ふとまぶたの裏に浮かぶのは、深い山道を、古来よりの鯖街道を抜け
晴れた日の目にまぶしい、眼下の絶景。
陽光にきらきらと輝く琵琶湖の湖水面をのぞむ古来の旅人の感動と
ロマンに心を馳せながら。
舌に美味しい腹ごしらえと、心に美味しい地元の方々の温かなおもてなし。
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
そんな美味しい道の駅で疲れを癒せば…さあ、もうひとがんばり、
今日も素敵な思い出をつくれそうですよね…?
(情報は2011年11月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
**********************************
道の駅・マキノ追坂峠
■所在地 〒520-1811 滋賀県高島市マキノ町海津897-27
□TEL 0740-28-8081
□FAX 0740-28-0228
■営業時間 4月~9月 9:00~19:00
10月~3月 9:00~18:00
□休館日 4月~9月 第2・4火曜日(但し、桜~GW期&夏期は連続営業)
10月~3月 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は営業)、年末年始
■駐車場 大型車27台・普通車40台 合計67台
□HP http://ossaka-touge.com/index.php
■地 図 地図はこちら
**********************************
その時、どこでお昼を食べたり休憩したりしますか?
ちょうど湖北や湖西、奥琵琶湖のあたりで、休憩したり食事したり
したくなりませんか?
急激な冷え込みに冬の足音も聞きつつ、紅葉もいっきに本格化して参りました
ここ最近の湖北・奥琵琶湖。
今日はそんな琵琶湖の北端・湖西側にある、今実りの秋いっぱいな
道の駅グルメをご紹介しますね!
< 道の駅・マキノ追坂峠 >
東まわりで琵琶湖を一周すると、長浜市木之本町で一旦湖岸を離れ、
トンネルが続く山地の道へと入っていきますよね。
そして再び琵琶湖の姿と感動の再会が出来るのが、
この道の駅・マキノ追坂峠がある辺り。
全国でも珍しいカタカナの町名を持つ、滋賀県高島市マキノ町の追坂峠です。
「追坂峠」と書いて「おっさかとうげ」と訓むそうですよ。
広い駐車場の奥、奥琵琶湖のはやい初冬の気配をも匂わせつつ
秋色鮮やかに彩られた入口を入ると、
ちょうど右側が食券購入式のレストラン・ゾーンとなっています。
レストラン入口手前には、マキノの食材を活かしたジェラートのコーナーも。
今年から夏はジェラート、秋冬は焼き芋や温かなスイーツとなる予定
なのだそうですが、
ちょうどこの時は模様替えの最中で、焼き芋は食べ損ねちゃいました、残念!
今度また、楽しみに食べに行こっと♪(笑)
< レストラン湖好(ここ) >
さて、明るい光にあふれた客席が広がる、こちらのレストラン。
なんといってもおススメなのは、壁一面の窓の向こう側に広がる
峠の上から琵琶湖を臨んだ圧巻のパノラマ風景です。
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
この日はあいにくの雨でしたが、それでも峠から谷あいに低く埋もれた雲や霧は
なんともいえない神秘的な雰囲気を醸し出していましたし、
晴れて遠景が見渡せる日には、
まるで映画のワンシーンのような琵琶湖の素晴らしい光景に出会えます♪
おススメなのは窓からの景色ばかりではありません。
↑こちらは、採算度外視の人気メニューだという
ボリュウムたっぷり地元の新鮮野菜と、これまた地元産の米粉を使った
分厚いトーストにたっぷりバターのモーニング500円。
ふわふわもっちりした食感の米粉パンのトーストと、駅長さん厳選の
ブラジル系のお味のコーヒーが、まるで朝の活力を与えてくれるかのよう。
口コミで静かに人気となっている、朝のおススメメニューです。
またこちらのレストランでお食事をされる方にイチオシなのが、
意外に県内の私たちの方が知らないのではないでしょうか、
わざわざ他県からお蕎麦好きの方がこのお蕎麦を食べに来られるという
知られざるマキノ名物・マキノ知内産のお蕎麦。↑
物産コーナーに入る野菜から毎朝仕入れているという旬の新鮮野菜に
ぷりっぷりの海老の天ぷらが添えられた天ざるは、
知られざるマキノ蕎麦を心ゆくまで堪能できる人気の一品。
なんと天ぷらに使われているシイタケは、よくある菌種栽培ではなく
本格原木栽培だそうで、
大きさもですが口の中に広がる味わいと弾力の食感とうまみが、段違い!
毎朝地元産の玄そば(=皮がついたままの蕎麦の実)を石臼で挽いて
製麺しているという数量限定のお蕎麦は、
しっかりしたコシにするするっとのど通りの良い食感がなんともいえず、
知らずあっという間にザル一枚分を完食してしまう美味しさです。
わざわざ
お蕎麦好きの人が
県外から
食べに来るというのも
頷けますね!
そして↓こちらが、ティータイムにおススメ、
フランス生まれの紅茶「NINA'S(二ナス)」を気軽にポットで楽しめる
ポット紅茶のサービス。
厳選された良質な天然フレーバーを丹念に香りづけされた本格的な紅茶が
ポットサービスで楽しめるのは、紅茶好きには嬉しいですよね♪
眼下の素晴らしい琵琶湖の景色を楽しみながら
2杯目3杯めと徐々に濃くなってゆく紅茶に、たっぷりのミルクを加えて楽しめたら…
もう、びわイチ最高の休息のひとときなのにな~…
なんて、思わずうっとり夢想にふけってしまいます(笑)
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
勿論、他にカレーやカラ揚げ定食にカツ丼等、しっかりがっつり系の定番定食も
ずらりラインナップされているのには、抜かりありません!
< 農産物・加工品直売コーナー >
そして入口挟んでレストランとは反対の左側に広がる直売コーナーには、
ところ狭しと並べられた瑞々しい野菜の数々が、まるで零れ落ちんばかりの大迫力!
大根もシイタケも、白菜も白カブも赤カブも。
野菜って、こんなにまぶしくはちきれそうだったかしら? …なんて。
大人の背丈程もありそうな↑この自然薯なんて、なんと天然モノらしいですよ…!
どうやって掘ったんでしょうか、凄いですよね!!
茹で上げると乾燥させたものとは全く違った風味と味を楽しめるという生の落花生と、
豊かな山と実りの秋を彷彿とさせてくれます、今流行のオレイン酸を多く含み
健康に良いと人気急上昇中のクルミの実だって、こんなにたくさん。
道の駅特製のお弁当コーナーも、こだわりの地産地消な逸品がずらりと勢ぞろい。
なんといってもこの追坂峠は、福井から京都へと続く鯖街道の峠道。
焼鯖寿司に、焼き鯖めしのお弁当、見るからに美味しそうです!
ホタテの食感とうまみに焼鯖の塩味がほどよくマッチし、
よく味の染み込んだ新鮮地元野菜の甘みさえもが加わった焼き鯖飯は、
冷めても美味しい、むしろ冷ましてご飯と味が馴染んだ方が美味しいかも…?
そんな風にさえ思う、食べ始めると止まらなくなってしまう人気のお弁当。
もちろん、充実のお弁当ラインナップは焼き鯖ばかりではありません♪
たっぷり味をふくませた家庭料理のような温かみを感じる幕の内弁当から
地元こだわりの燻製屋さん特製のスモーク寿司のお弁当に、
関西の定番鯖寿司から北陸の名物マス寿司まで。
いかにも、古来から日本海沿岸部と近畿圏京の都への道・琵琶湖とを結ぶ
交通の要所らしい名物弁当が、勢ぞろい。
また、冷蔵コーナーにも
滋賀県ならでは、マキノ町ならではのこだわりの自然派食品が、いっぱいで!
もう思い切って一度全部それぞれひとつずつ買って味見していきたいような、
そんな衝動に駆られる品揃えの豊富さでした。
無添加無着色のえび豆に、
その製法が日本民族学博物館で紹介されているという、フナ寿司。
レストランの定食に付くお味噌汁にも使われているという
マキノ高原味噌は、塩分控えめの自然熟成で。
ラーメンやカレーにも良く合うという手作りキムチには、もち米やあみえびも
使われているそうです。
個人的にイチオシだったのが、こちら↓のスルメキムチ。
乾物のうまみに発酵のうまみ、ふたつの熟成したうまみがあわさった
なんともいえないピリ辛の美味しさで、
辛いものが苦手なひとでもご飯やお酒が止まらなくなってしまうこと請け合い!
…なんて、すっかりお気に入り♪(笑)
数多くのメディアからの取材が絶えない、地元マキノの厳選こだわり製法な
手作りスモーク工房さん・人気の逸品は、
某関西ローカルの有名情報TV番組でも採り上げられたほど。
マキノ産紅茶「まティー」は、近々レストランでのポット紅茶デビュー予定で。
レストランのお茶にも使用されているマキノ産のほうじ茶にマキノ茶は
夏のジェラートにも活用されている、
さっぱりとした芳醇な薫りが魅力の隠れた(?)人気商品なのだとか。
このヤーコン商品↑目当てにわざわざこの道の駅に通われる方もいるという、
コアな(?)ラインナップも、マキノの奥深い魅力のひとつでしょうか。
店内の一角に華を添える民芸品の数々も、
センスを感じさせられる素朴にして丁寧なつくりの品が多く、心惹かれます。
イマドキ流行りな(?)鉄道マニアの人気を誇る、
JR湖西線を走る列車の絵柄が入った、オリジナルTシャツ↓。
最近、こだわり雑貨やナチュラル系小物の情報に敏感な
滋賀県内の女性達の間でも
話題に上ってます高島帆布さんの渋柿染めの小物↑も、気になりますよね。
自然派化粧水にもよく使われるびわの葉の石けんは、とてもお肌に優しそうで。
桜の木の枝を磨き込んだりどんぐりを丁寧に可愛らしい小布でくるんだ
ミニアクセサリーの数々は、年齢を選ばず色々なコーディネートを楽しめそうです♪
竹炭なんて、珍しい…
ちょっと消臭剤替わりに買ってみようかな?
なんて思いながら店内をそぞろ歩いていると、
ふあん、と
なんとも言えない香ばしい美味しそうな匂いに、鼻をくすぐられました。
< 里山パン工房 >
実はこのあたたかなおいしい匂いの正体は、こちら↑の米粉パンのコーナー♪
クルミやレーズン、いちじくが入った本格お食事パンに、定番のクロワッサン。
メロンパンやカボチャアンパン、ブルーベリーとチーズのパンに、可愛らしい
あんプチといったスイーツ系のパンもバリエーション豊かで美味しそうです。
こちら↑は、ちょっと変わった「お好み焼き」風のお惣菜パン。
やっぱり近畿の中では中京圏に近いからでしょうか?
な、味噌カツパン↑もありました♪
がっつり本格派系からちょっと変わったお惣菜パンまで、ずらり勢ぞろい!
試食でお味を試せるのが嬉しいですね♪
…でも、美味しいので結局買っちゃうんですが(笑)
自分で米粉パンを焼いてみたいという方向けに、こちらのパン工房で使用している
パン作り用の米粉や小麦のグルテンも販売されていました。
普通の米粉や、毎朝挽きたてを販売しているというそば粉も。
ちょっと面白いな~と思ったのが、
こちら↓の油を使っていないというジャガイモのやわらかチップ。
ポテトのチップだけどやわらかくて油を使って無いって、なんだか体に良さそう…
おやつにぴったりかも?
なんて思っちゃうのは、単純でしょうか(笑)
米粉を使った自然派のクッキーやパウンドケーキ等もあって、
ジャガイモのやわらかチップ同様ドライブのお供にも事欠かなさそうです♪
なんと
パン工房の
専用レジ横には、
米粉を使ったケーキも
ありました♪
…米粉を使ってるからでしょうか。
しっとりと濃厚なのに、なんとなくさっくりと軽い食感のチョコレートケーキ。
ザッハトルテ風のクラシックなチョコケーキなのに、重くありません。
ふわっとしっとり、でもほのかにもっちりとした不思議な食感のロールケーキは、
米粉の良さが良く分かるプレーンなスイーツかもしれませんね♪
琵琶湖に浮かぶ聖なる島の名を冠した↓地元の銘酒に、純米大吟醸な地酒。
ほんのりと甘くコクと旨みが口の中いっぱいに広がる濃厚な味わいのお酒で、
古くは琵琶湖の湖上交通の一端を担う重要な港町として栄えた
ここマキノの地元・海津で、ずっと愛飲されてきた昔ながらの地酒なのだそうです。
因みに↓のぷうーっ、と美味しそうに膨らんだお餅は、
「夢炭(ムータン)」というマキノ町の国境という地域で古里おこしに活躍中の
炭で香ばしく炙られた、この秋の地元産新米でついたお餅です。
↓こちらが、その「夢炭(ムータン)」。
なんでも半世紀ぶりに復活した、琵琶湖最北端の水源の山の木々を使用した
国産材100%の炭なのだそうです。
この秋から冬にかけて毎週週末には、
「国境炭焼きオヤジの会」という古里おこしの有志の会の方々が、
ここマキノの道の駅で
夢炭(ムータン)の炭火で焼いたお餅の実演販売イベントをされるのだとか。
懐かしくも素朴な
ふるさとの味って、実は一番ぜいたくかもしれないって思いませんか…?
冷たい雨の中、
紅葉がしんしんと深く厳しい冬へと確実に歩を進める、深閑とした秋の日に。
低く垂れ込める靄(もや)は、いっそ荘厳に幻想的なまでの雰囲気をたたえ。
軒先につるされた富有柿の朱色があざやかに目に残る、晩秋の午後。
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
…
ふとまぶたの裏に浮かぶのは、深い山道を、古来よりの鯖街道を抜け
晴れた日の目にまぶしい、眼下の絶景。
陽光にきらきらと輝く琵琶湖の湖水面をのぞむ古来の旅人の感動と
ロマンに心を馳せながら。
舌に美味しい腹ごしらえと、心に美味しい地元の方々の温かなおもてなし。
(写真提供:道の駅・マキノ追坂峠)
そんな美味しい道の駅で疲れを癒せば…さあ、もうひとがんばり、
今日も素敵な思い出をつくれそうですよね…?
(情報は2011年11月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
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道の駅・マキノ追坂峠
■所在地 〒520-1811 滋賀県高島市マキノ町海津897-27
□TEL 0740-28-8081
□FAX 0740-28-0228
■営業時間 4月~9月 9:00~19:00
10月~3月 9:00~18:00
□休館日 4月~9月 第2・4火曜日(但し、桜~GW期&夏期は連続営業)
10月~3月 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は営業)、年末年始
■駐車場 大型車27台・普通車40台 合計67台
□HP http://ossaka-touge.com/index.php
■地 図 地図はこちら
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Posted by しがまにあスタッフ at 20:00
│高島