まだ雪の残る湖西のまちに、いちはやく春を告げる花といえば「ザゼンソウ」。

先週の「おでかけ体験・滋賀」でもレポートをお届けしましたが、
散策に訪れたみなさんが手に手に取って買っていたのが今津名物の「ざぜん草もなか」。


ザゼンソウ群生地にほど近い「昭月菓舗」さんでも販売されていると聞き
早速たずねてみました。



「ざぜん草もなか」は、地元の観光振興になればと、市内の御菓子屋さんたちが考案したもの。




「小倉あん栗入り」と「抹茶あん栗入り」の2種類あり、1個160円。

群生地の特設売店や主な観光名所のほか、下記のお店で販売されています。

■大阪屋　　0740-22-2126　　　　■二葉屋菓舗　0740-22-2257
■みのりや　0740-22-0391　　　　■昭月菓舗　　0740-22-2227


こちらがザゼンソウ。花を咲かせるときに発熱する珍しい植物で
今津町弘川にある群生地は国内自生地の南限とされています。




もなかの中を割ってみると、大粒の栗がまるごと一個入っている贅沢さ。
栗はザゼンソウの黄色い花軸をイメージしています。



小倉あんは赤紫色の苞、抹茶あんは緑色の苞をあらわしているのだとか。



また、このほかにも昭月菓舗さんオリジナルの御菓子もあるとうかがい、見せていただきました。


私のおすすめはこちらの「ざぜん草月餅」160円。



しっとりした生地の下には白あんが包まれています。


さらにそのなかに松の実や
クルミ、アーモンド、ゴマな
どの木の実が入っていて、
香ばしい風味がお茶請けに
ぴったり！









つぶあんで仕上げた昭月菓舗さんオリジナルの「ざぜん草もなか」は105円。




また、地域にちなんだ銘菓も数多くそろっていて、なかでも「箱館山」（130円）は
全国菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞した一品。




雪化粧の峰が陽光に輝くようすが、小さな菓子のなかに美しく表現されています。




こちらは「市左エ門」130円。




「昭月　六方焼」は105円。



「昭月　中華焼」は84円。



化粧箱入りの贈答品のほか、祝いのお赤飯などもお願いできます。




昭月菓舗の手作り和菓子は、JR今津駅にほど近い
ショッピングセンター「RIPL（リプル）」でも買うことができます。


今津を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。





※情報は2009年3月現在。詳しくは直接お問い合わせください。





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御菓子司　昭月菓舗
★住所　　高島市今津町今津1975
★電話　　0740－22－2227
★営業　　8：00～19：00
★定休　　火曜（不定休）
★地図　　地図はこちら